どうもです。興に乗ったので一日に二回更新するチャレンジ決行中です。もっと早くに乗れよ。
内容が薄くなら無いようにだけ気を付けないといけないですね。
Day6 Wakkanai
8:08発の名寄行きに乗り込みます。
これも本当は6:03発の稚内行きに乗って雄信内という駅まで行く予定だったんですが、まぁ…わかるな。そういうことです。そういうこともある。二日連続だけどな。
宗谷本線、途中下車シリーズなんかで見ては雰囲気ヤバそう~~~~~行きてぇ~~~~~~と言っていたんですが、まぁ想像以上でした。雪晴れになってくれたのも助長したでしょうが、雪が天然のレフ版みたいでもう…yabai
これヤバない?ヤバいでしょ
Wassamu
和寒。わっ、さむっ!w (-6℃)
クソダサい駄洒落はさておき、駅名表のこの一枚。北海道へ行った7日間の中で撮った写真の中でもトップを争うぐらいには好きです。この空気感と言うか、「わっさむ」の文字がスッと入ってくるような感じ、自分が撮ったとは思えない。寒そう。
RAW現像したわけでもないのによくやったな自分。自分が撮ったとは思えないけど。
3番線まであるような雰囲気ですが、線路が完全に埋まっていて存在するのか怪しい。
どこまでが駅のホームでどこからが線路なのかがぱっと見ではわからないぐらいTHE・真っ白って感じですね。同じぐらいの年の子が電話で迎えに来てくれと言っていたのがなぜか印象に残っています。こんな雪だらけで寒かったら家に帰るだけでも一苦労ですね。
その地の日常に触れる。旅の醍醐味ってやつです。
雪をかき分けて宗谷が入ってきました。ここから稚内まで乗ります。
名寄までは結構本数がある印象ですね。それ以北はバタンと本数が減ります。
日本の鉄道の北の果て。最北の駅、稚内駅。
ここからロシアへ線路がつながるだの噂はありますが、しばらくは噂のままでしょう。途中雪崩が起きるかもしれないと25分ぐらい遅れでした。うーん…普通だな!w
ずっと昔から訪れたいと思っていた日本最北端の駅、稚内駅。
辿り着いたときは「あ~…ついに来た…」みたいな、こうRPGなんかで必死に努力してボスのところまで辿り着いたときの感覚と言うか、こう………
伝われ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セイコーマートで昼飯にじゃがりこを買い込み名寄まで戻ります。
ホームではたくさんの人が最北端来たぜ~いぇ~いみたいな。年配の方から外国人観光客まで、いろんな人が写真を撮っていました。
ここから地獄が始まるとはつゆ知らず……。
Horonobe Sta.
幌延駅。やけに停車時間が長いな、と思っていたら…
「問寒別~歌内間で線路に異常が発生したとの情報が入り、この列車は幌延駅で一時運転を見合わせます。14:30頃現地に係員が到着し15:00に作業が終了する予定です。」
うん、なんかあるとは思ってた。雪崩警戒で25分遅れ程度じゃ許されないことぐらいなんとなく予想はしてた。
外の空気を吸うついでにどうせだし何枚か撮るか~とカメラをもって出歩きます。
ほんとにアニメみたいに息が凍るのが面白かったです。
だいたいこういうちょっと大きい駅には地元アピールしているところが多いんですが、ここは「北緯45°」「北半球のど真ん中」「トナカイの里」を売りにしていました。こういうのを見て回るのも楽しいですよね。さっとその地域が知りたかったらこういうのを見るとなんとなくイメージがつかめます。
そんなことをしているうちに1時間が経過しました。
これ以上撮ろうと思ったら駅の外を出歩かないといけないけど、既に最初の放送であった15:00は過ぎ、車掌さんも何時に再開できるのかわからないような状態だったので下手に出歩いて出発されるのは怖いなぁと車内で待機します。
運転再開が15:20になったり15:30になったり15:40になったり、車掌さん大変そう…以外の感情が消え失せました。
当初の予定だった和寒で降りて少し撮り鉄のまねごと~は到着18:00だし最悪死ぬなと断念。音威子府で降りてラッセルワンチャンにかけてみるのもありでしたが、このままだと無理そう。代わりに名寄へ寄り道することにします。
サラっと40分も過ぎ、13:56幌延発が15:56になっても動きださず…。
120分遅れ記念 pic.twitter.com/8TTitV5xOJ
— ウイ (@_uiro__) March 7, 2018
とうとう特急料金返金タイムへ突入しました。フリー切符勢には関係のない話ですが。
抑止をくらって2時間と4分。とうとう運転再開。待ちわびたこの時。こんだけ止まるなら最初から教えてくれ。沿線歩いたわ。
辿り着いたボスにボコられた感ありますね。
Nayoro Sta.
天塩中川駅についてドアが開いたと思ったらすぐ閉まるエクストリーム停車を見たり、音威子府発の段階で遅れが増えていたり、宗谷本線に本数が少ない理由って人が少ないだけじゃなくて1本/1hでもこうなったら後処理面倒だからじゃないのかとか一人で考えて納得していました。
名寄で降りるか悩みましたが気付けば荷物をまとめてドアの前に立っていたので流れで降りました。次の旭川行も遅れてるだろうし、暖房でぼへーっとした頭を-5℃の空気で冷やします。
ご乗車ありがとうございました。名寄、なよろです…。
どうせだし布教されたSIGMA 70-300 F4.0-5.6で光条写真でも撮るか!と思いセッティングしたものの入線してくるホームと方角を間違え無事死亡。物理的に冷えただけで頭は冷えてませんでした。
意外とベニヤ板だけの駅から部活帰りらしき学生が乗ってきて、需要あるんだな~などと。乗ってみないとわからないことに気付けたので結果オーライでしょう。最高に"旅"してるなぁ
聞こえてくるワンマン放送と駅名から数々の旅情MADが頭をよぎります。
Asahikawa Sta.
旭川駅。なんとか生きてました。試される地、北海道の洗礼を受けた感じがしました。
この気動車たちのカッコよさはズルいと思います。
「俺たちが道北の顔だ」と言わんばかりの堂々さに惚れてしまいそう…。
「マイタウン列車」というワード、種別なのかなぁと思ったら愛称だったんですね。ただの普通列車らしいです。
昔はヘッドマークなんかまで用意されていたようで、こういうのが一つでもあるだけで華やかになるものですね。
旭川駅。相変わらず木目調と暖色が温かみを感じさせます。
リニューアルされたのは最近なのでデザインも新しかったりするんですが、不思議と古いはずのキハ40でも似合っているのはきっと彼が『道北の顔』だからでしょう。
「札幌まで帰るにはらいらっく?に乗ればいいのかね」
おばあちゃん同士の会話が静まりつつある駅に溶け込んでいました。
旭川もそうですが、駅を中心として網目状に道路が入り、少し離れても駅が見えるこの都市の造り方が好きです。綺麗な区画の作り方と言うか、ごちゃごちゃしたのも嫌いではないですが駅と道路、それに立ち並ぶ店やビル、家をすべてまとめて『街』と呼べるような造り方と言いますか。語彙力が無いのが本当に悔やまれます。伝われ。
こういう都市だときっと駅、道路、商店、家などどれか一つでも欠けるときっと成り立たないんですよね。
たとえば駅が無いと遠くからたくさんの人が来にくくなる。人が来ないと商店がつぶれる。商店が無い街にいても不便なので、人々は便利な場所へ移り住み家がつぶれる。
たとえば駅があっても商店が無かったら来る人は非常に少ないだろうし、商店が無いと不便なので人が住み着かない。
少し考えてみれば当たり前のことなんですが、全て無条件にそろっている都会にいると気付きにくいことじゃないでしょうか。ほんと、当たり前のことなんですけどね。
晩飯は先日のリベンジ含め旭川ラーメンを。
THE・正統派って感じの味噌に適度な柔らかさのチャーシューでうーん…神!w
勢いで頼んだチャーマヨ丼明太子も美味しかったです。麺屋に行ったらチャーシュー丼を頼むのが地味なマイブーム。
おわり
おわりです。
どうでもいい話になりますが、キーボードが壊れたのでヨドバシで買ったらBackSpaceとInsertの位置が近すぎてたまに間違えて押してしまって入力モードが勝手に変わりこうやってブログとか書くときに地味に不便になってしまいました。だからといって書かなくなるわけでも、買い直す気があるわけでもないので何故話を上げたんだって感じですが。
8泊9日、7日間使って北海道を一周する旅も折り返しを迎え、最北端の駅への到達、雪国路線の洗礼を受け、地元の人しか乗らないような夜遅くの普通列車でその地の日常に触れる。旅の醍醐味詰め合わせセットみたいな日でした。
宗谷本線、思っていたよりもハマると抜け出せなさそうな感じですね。
車窓から見ただけでも旅情の塊みたいな駅がいくつもあり、すべては1日じゃ回れないだろうなぁとか。もうあと2日ぐらい使ってじっくり回ってみたいです。
北海道、今度行くなら夏に行って緑と蒼い車体の特急を撮りたいなぁ…。
宗谷本線もだけど函館本線長万部~小樽も行ってみたいし、北舟岡や日高本線で夕日を見たりもしたい。時間が足りなさすぎますね。
しばらく書いてないと最後の締め方を忘れてしまって~~って毎度毎度言ってる気がしますね。きっとそういうもんなんでしょう。
できるだけ早く更新するようにしたいですね。動画との兼ね合いもありますし。
では