どうもです。前の前ぐらいに書いた記事がそれとなくシリアスっぽかったので旅紀もそれでと思いましたが、やはり楽しい思い出は楽しい思い出。どうもシリアスには語れず、最後の最後で「!」が並んでしまいました。
夜行列車に乗ると静まり返る夜の街を横目に、一方に上がるテンションを抑える。長いはずの時間なのに、時間なんてあっという間なもんです。
5:05 東京
朝飯をどこで食うのか、午前は何処へ行くのかも決めず、とりあえず丸の内駅舎を見に行きます。
2年前、背伸びして来た街で最初に見た光景。相変わらずですね。
丸の内駅舎を見て東横線渋谷駅へ。丸々2年前に通ったルートそのままです。あの時朝飯どうしたんだっけな…
今回はマクドでサクっと済ませ、そそくさと駅へ。
当時は切符だけ買って電車!って感じでしたが、人も少ない時間帯なのでお洒落なサイン類を見て回ります。
こんな洒落たものばっかり見てるから東急の出る動画はお洒落なんが多いんでしょうね…なんて思ってみたり。
1枚目なんてどうです?照明の白、壁や床は基本無彩色を使い、全体的に灰色っぽい?印象を与えてくれます。センスだ。
照明がClock StrikesのMVみたいですね。チカチカしそう。
前に来たときは中途半端に晴れていたのでモロ逆光だったりしましたが、今回は絶賛連続雨天更新真っ只中の東京。日の光のローマ字で「ひ」の文字を出すのに使う「H」「I」キーのHキーに指すらおいてないんじゃねぇのってぐらい日が死んでいたので多摩川へ。ここの構図好きなんですよね。うねぇ~って出てきて顔がちょっと倒れてる感じ。わかってくれる人がいるかはわかりませんが一人ぐらいいてほしいな(希望的観測)
この東急の5050だか4000だかなんだか知りませんがとりあえずこの顔してる奴が好きだったので今の機材で撮れて満足です
。流石F2.8、マイクロフォーサーズとはいえボケてくれるので楽しいです。
この後武蔵小杉で東武車来ねぇかな~~~とか待ってみましたが来ず終い。時間すら調べてねぇぞこいつ。
使っていたのが東急の1dayパスだったので横浜で一旦下車。
元町・中華街。某動画の某パートをパkリスペクトした構図で撮ってみるなど。どうやったらあんな発想が出てくるのか全く理解不能な世界です。頭の中身が見てみたい。
途中でレンガが使われてそれっぽい雰囲気の馬車道で衝動下車したり昔の建物みたいな雰囲気の日本大通りで衝動下車したりしましたがいいですね、みなとみらい線。地下駅なのにどれも個性があって素晴らしいと思います。
前回は行っていなかった田園都市線へ。とりあえず溝の口駅まで乗ってみるなど。いろんな電車が来るのは飽きないのでいいですね。
アッ この被写界深度、「浅い」ッッボボボボボボボボッ!ボゥホゥ!ブオオオオバオウッバ!
13:20 我孫子
溝の口から我孫子までの大移動。これも唐揚げそばを食べるため。
圧倒的唐揚げ。そして2個載せても540エンという破格のお値段。ヤバい。ヤバすぎる。
お店の中が溢れていたので、近くのホームの柱のあたりで食べました。コンディションといい、THE・立ち食いって感じで素晴らしい。関西とは違う濃い出汁もしっかり合う。あーーーー考えるだけで食べに行きたくなるのでダメですね。
亀有 15:00
柏でメトロの16000を撮るんだ!と意気込んでいたのはいいものの、やはりながらでぼへーっとしていただけなので睡魔が襲い、起きたら柏どころか綾瀬でした。どうせ18きっぷなので損害もクソも無いわけですが、時間もないのでどこかないかと探したら隣の亀有駅が撮れるでwとのことだったので向かいます。
思ってたより16000率高かった…ってかほとんどこれか小田急の車輛でした。なんてこったい。そんなおらんやろwとか考えてたので予想外。寝過ごしたけどカーブ構図も好きだしいいかなぁとか。これほどまともに撮り鉄のまねごとをするのも久しぶりです。
たしかこのあたりでスマホの充電がお亡くなりになりました。モバイルバッテリーを食いきって。流石に2日コンセント無しはキツかったですね。バッテリーを無限に食うTwitterクライアントAppを使いまくってたってのもありますが。いや控えろよ。
亀有→北千住→秋葉原
このままスマホなしでもよかったんですが、ホテルへのルートも時間も調べていなかったのでこれはマズい。どうしよう。そうだ、前来たとき秋葉原のマクドで電源食ったな~なんて思い出し、思い付きで予定にもなかったつくばエクスプレスに殴り込みます。圧倒的無計画~~~~って感じだ。しかしまぁ一度は乗ってみたかった路線。その場で計画を立てる無計画な旅もいいもんです。現地で計画立ててるし無計画じゃないからセーフ(?)
""一昔前に""「ぼくのかんがえたさいきょうのみらいのてつどう」って感じですね。いい。とてもよい。なんだよ首都圏新都市鉄道って。いい。とてもよい。
いやほんと、一昔前に考えた最強の未来の鉄道って感じです。全駅ホームドアにちょっとデザイン古めのサイン類、尖った感じの銀の車輛に濃い青と鮮やかな赤が目立つ。
トンネルもそうです。複線ぶち抜きのデカいシールドトンネル。ビルだらけの世界の下にこんな世界が広がっているなんて考えたらワクワクしませんか?
素晴らしい近未来感。元からトンネルすきだったというのもありますが、もっと好きになりました。
いやーーーこれを現地でつぶやけなかったのが非常に惜しい。惜しいです。が、電源が死んでくれたおかげで乗ることにもなったのでうーん…複雑…。
結果的には満足だったのでいいです。今度は地下走ってるとことか撮りたいです。いや素晴らしい。
18:10 秋葉原→末広町
マクドで電源を食いながらさんじのおやつ(17時)をキメたせいで空かぬ腹を減らすため、銀座線を見たかったのもあり末広町駅まで歩きます。秋葉を通ったのに秋葉の写真を撮ってませんでした。何やってんだこいつ。雰囲気としては日本橋でした。あ、『にっぽんばし』の方です。
ふと目に付いたアニメイトで買ったラバストは今でもスマホについています。
ここが世の末広町ってか。w
改良工事中ということもあり狭かったり暑かったりしましたがこれはこれでいいですね。なんていうかこう…昭和?レトロとは違うんだよなぁ…なんてんだろ…語彙力が無い…。
一駅進んで神田駅。コンクリむき出しの駅名表を見に行く気だったんですが、これはいいものが見られました。ちょうど絶賛工事進行中だったんですね。
どんどん新しくなっていく様、目まぐるしい変化。もうすき。
某超絶最強カッコイイ動画作者氏の作品だよ!まだ見てない人は見ようね!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31123863
線が3本でてきたり四角形が変化していきそうな駅も見に行きました。
20:00 高円寺
最初晩飯は渋谷にするか~wwとか考えていたわけですが、流石ですね。一人で気軽に行けそうな場所なんてばの字もない。それこそ「ば」の「B」「A」のBキーに指が無い。歩き回って見るのはそういう人たちばかりで、迷い込んだ百貨店のレストラン街は桁というか趣と言うか到底一人で行くような場所ではないところばかり。もうなんていうか燃え尽きました。絶望に絶望を重ねた私は文明の利器、スマートフォンで中央線沿線のラーメン屋を探しました。
なんで帰宅ラッシュ真っ只中の中央線を選んだのかはわかりませんが、まぁ無事にたどり着けたのでセーフです。
選んだお店は「麺処 田ぶし」。
まぁ聞いてくれ。とりあえず騙されたと思ってスープを一口飲むんだ。そうだ。それでいい。世界が変わる。そう。世界が、だ。
濃い魚介のスープはまさに『THE・魚』。口の中で魚が泳いでる。そんな感じだ。
語彙力と言うか文章の能力と言うかが絶望的に欠落しているとはいえ、これを正確に表すのは無理なんじゃないかとさえ感じさせられた。これはヤバい。もうほかの魚介スープは物足りなく感じるんじゃないかと思った。衝撃的だった。とにかくヤバいので騙されたと思って一度行ってみてくれ。これはヤバい。
地図も貼っておこう。とりあえずヤバい。なんてダイレクトマーケティング。頼まれてもないけど。頼まれるわけないけど。
20:50 東京
めちゃくちゃ美味いラーメンを食えてこころまんぞくさんになったので荷物の回収のために東京駅に戻ります。前はKITTEの上から撮ったりもしましたが、なんか微妙だったので今回は下から。まぁ100割%ぐらい40-150mmF2.8を、35換算だと80-300に当たるレンズですぐそこの駅舎を全体で撮ろうという発想自体がアホですね。結局下降りたときは17-70 F2.8-4.0に付け替えてますし。もうこれわっかんねぇな。
さて、久しぶりに夜が撮れて満足した私は、そのまま中央線通勤快速高尾行きでホテルを抑えている八王子へ向かいます。向かいま…あれ?
え?確か東京駅戻ってKITTE行って丸の内駅舎撮って中央線で…あれ?
「「「荷物、回収して無くね?」」」
そう。あまりのラーメンの美味さに浮かれ、再び上がりだしたテンションに拍車をかけるように久しぶりの夜撮影。しかも知らない街の。最高値を通り越したテンションは留まることを知らず、頭の中がいつの間にか「荷物を回収するために東京駅へ来た」ではなく「写真を撮るために東京駅へ来た」へとすり替わっていたのです。なんということでしょう。
ふと自分の荷物を確認してよかった。八王子着いてから無かったらもっと悲惨だった。気付いてよかったセーフセーフ。セーフじゃねぇよアウトだよ。
まさか降りることになるとは思ってもいませんでしたが、御茶ノ水駅もいいですね。今度来たときはちゃんと立ち寄りたい。できれば荷物を回収し忘れて折り返すのに降りたなんて馬鹿みたいな理由ではなく。
ほんとはホームライナーに乗るか乗らないかで悩んだりもしましたが、ここは名前が既にカッコいい中央特快になりました。っていうかすごいですね、先発の快速系2本も途中で追い抜くなんて。流石特快、花形種別です。
さて、いろんなアクシデントもありましたが無事に八王子へ到着。
荷物の回収忘れが無ければもっと早くに着けたのに何やってんだこいつ。
おわり
これはいつぞに九州のことを書いたときにも書いた気がしますが、普段見ないもの、写真でしか見たことが無いものを実際に見て、撮ってするのはとても楽しいですね。再認識しました。
東京着→渋谷→我孫子そばは2年前にも通った道とは言え、2年とあれば変化もするものです。それにここは首都東京。渋谷なんかは、当時見なかったビルやらなんやらが立ち目まぐるしい変化とは何かを教えてくれます。
一度行ったことがあるから終わりじゃない。ちょっと期間が空けば変わるもの、変わらないものがある。それを見に、撮りに行こうだなんて考えると時間が無限にあっても足りません。
そうですね、関係ない話にはなりますが、世の中には橋、鉄橋のさび止めなんかの目的で塗装をすることを専門に行う業者なんかがあります。例えば関西国際空港連絡橋。
陸側から塗り直しを初めて、空港島側に着いたらどうすると思いますか?
答えはまた陸側から塗りなおしが始まります。
あれは海の上にあるので潮風も当たります。陸側から塗り始めて島側に着いたら、陸側の塗装がダメになっちゃってるんですね。無限ループです。この橋がある限り、ずっとやらないといけないことなので安定した職と言えます。
職の話じゃないので話を戻しましょう。この橋に行きたい所とすると、春にAという場所に行って、夏にBという場所に行って、冬にCという場所に行って、また春になったらAと言う場所がどうなったのか気になってまたAという場所に行って…ほら、無限ループだ。
同じ場所でも何度も行けば1度目に気付かなかったものに気付いて、もしかしたら1度目にも2度目にも気付かなかったものに気付いて…なんて始まってしまったら、もうどうしようもありません。
今回もそうでした。2年前、1度目の時は東急渋谷駅の照明になんて目も当ててなかった。目の付け所が変わった、といえば済む話ではありますが、2年の間で目の付け所が変わったおかげで気付けた。そんなこともあると思います。
やっぱり楽しいですね。好きなことを好きなだけできる時間と言うのは。
そういう時間が作れるうちに、出来る限り満喫できればと思います。
では。