ロマンを求めてゆく者たちを
優しくいだいてくれるとこ
Day2 Tokyo→Hakodate
どうもです。
前回の記事、書いた日がバラバラで途中からあからさまに書き方変わってましたね。ごめんなさい。
その時のテンションで書き方が変わったりするので自分でもよくわかんなくなったりします。いやダメだろ統一しろよ。
どうでもいい話はさておき、前回のつづきから書いていきましょう。
あまりの寝過ごしの絶望感から記事をぶっつり切ってしまいました。
ちなみに僕が布団でぐっすりしている間、当の聖蹟桜ヶ丘~中河原の多摩川ではこんな絵が撮れていたようです。
今日も仕事へ pic.twitter.com/oXBGKB2uds
— S.YU (@S__kt_ph) 2018年3月3日
寝過ごした自分を殴った。
泣いた。
つらいのでまた行きます。
3/3 PM 12:37 つつじヶ丘
なんとか昼までには起きれたので、Kから始まるやべー下車作者さんとつけ麺を食べに行きました。ラーメンとつけ麺は別の食べ物です。なので2日連続で食っても大丈夫です。
ここでも有意義な時間を過ごせました。Kからはじまるやべー下車作者さん、見てるかわかんないけどありがとうございました。
ついでに上北沢からつつじヶ丘に行くのに反対向きの電車に乗りそうになって時間に遅れちゃってすいませんでした。寝ぼけてました。
どんだけ人に迷惑かけたら気が済むねん。ほんとすいませんでした。
PM 14:00 京王稲田堤
麺を食ったら稲田堤へ。
順光で入ってきた京王5000系。う~~~~~~~んカッコいい!w
動画で撮るならどんな感じかな~と探っていたのでなかなかよくある編成撮り写真のようなものは撮れませんでしたが、この動画ひとつ撮れただけで勝ち申したって感じです。ありがてぇ
東京 PM 16:12
東京駅 東北新幹線ホーム。
忘れもしません。2017年の11月26日、高尾へ紅葉を撮りに行ったその帰りに寄り道した場所。
あの時は夜でした。まだ見ぬ北の地の地名を見て、思わず乗り込んでしまいそうになる気を抑えていました。
『次は必ず旅客として…。』
入場券で入った私に言えるのは、それだけのことでした。
ですが今回は違います。正真正銘、切符があります。
改札を通るとき、11月に感じたワクワク感をまた感じました。
ぐだつきはしましたが、いざ北へ!となるとテンションは上がるものです。上がり過ぎて「あれ?やまびこの乗車列全然並んでへんやんヌルゲーやなw」とか思ってたらそこが指定席の列と気付いたのがギリギリで、自由席の列に並び直したらめちゃめちゃ並んでて立ちを覚悟したのもきっとコラテラルダメージです。乗車位置案内ぐらい見ろ。
動画映えしそうな動画(哲学)を撮りながら、列車は北へと進んでいきます。
というかやまびこって各停列車じゃないんですね。ずっとこだまと同じように各駅に止まるもんだと思ってたら結構な数の駅飛ばしててびっくりしました。
流石停車駅の分かりにくさで定評のある東北新幹線です。正直ナメてました。
PM 18:55 仙台
2時間ぐらいで仙台へ到着です。並走したり日が暮れていったり車窓だけ見てても飽きませんでした。
ここでTwitter縛りを発動。次の列車の時間まで適当に街を歩いてみます。
あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
「おれは 地下鉄の仙台駅へ歩いたと思ったら
いつのまにかJRのあおば通駅に着いていた」
な… 何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも何が起こったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… 道に迷っただとか歩いてる向きが逆だっただとか
そんなチャチなもんじゃ 断じてねぇ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
さて茶番はさておき、実際地下鉄の仙台駅に歩いてるつもりがあおば通駅に着いていたのはマジな話です。何が起きたのかわかりませんでした。
確かにそこに地下鉄の仙台駅は存在するのにあおば通駅なんです。意味が分からない。地上を歩いていたのでそんな迷う要素も無い。理解するまで時間がかかりました。
仙石線にも仙台駅はあるはずなのでこの駅間めっちゃ短いことになります。地下鉄乗り換え用の駅なんですかね?これ
調べてみたら仙台~苦竹駅間を地下化するときに作られた駅なんだそう。
仙台市地下鉄東西線と直通運転を視野に入れて作られ、当時の国鉄仙台駅と仙台市地下鉄の仙台駅が離れていたから二つに分けて作られることになり、正式に名前が決まるまでは現在のあおば通駅が仙台駅だった、と…
結局直通運転はされず二分された片割れみたいな感じで残ってるんですね。気になるので今度訪れた際は乗ってみようと思います。
通過するのに運賃書くんかい
PM 19:14 仙台駅
東西、南北。
無事に地下鉄の仙台駅にたどり着き、券売機に入場券が無かったので聞いてみると売ってないのでそのまま入っていいよと言われました。なんてこったい。
有難く入らせていただき、駅構内を見て回ります。トンネル明るくて非常に撮りやすかったです。
東西線は最近できた路線ということもあり現代チックな白っぽくてサイバーな感じでしたが、大して南北線は1987年の雰囲気と言った感じ。サイン類、明るさやデザインなどからそんな印象を受けました。どっちも面白い。
どちらにも共通していえるのは、照明の使い方が上手いなぁ!でした。何様だよって感じですけど、実際照明の使い方のセンスがすごいと思います。どっかで見たことあるな…と思ったら福岡市営地下鉄の七隈線でした。
ブラインドなんかで影を作ってそれをデザインとして取り込む。
ペイントする必要もないし、カッコよく見えるので上手くできてるなぁと。
あれだ、ライブ会場みたいです。アーティストが照らされる~みたいな。
駅名表の駅のところ、路線図の線のところなど、強調したいところに光が当たっていて目がそこへ行く~みたいな。語彙力が無い。こういうところからセンスを吸収できたらいいなぁとか考えたりなど。あと青葉あさひちゃんのかわいい
レンズをSIGMA 70-300mm F4.0-5.6 DG APOにして夜の街を撮り回ります。
絞って光条を出して撮るために買ったので、ほぼ夜景専用みたいになってます。カメラを固定して撮らないといけないですが、ほんと光条には惚れ惚れします。ワンアクセントにはちょうどいい。最近のレンズは円形絞りばかりで光条が微妙なのが多い印象有りますし、そろそろ非円形で光条の美しさに特化したようなレンズが出てもいいような頃合いじゃありません?
仙台駅在来線ホーム。THE・ターミナルって感じで好きです。
鹿児島中央駅とかこんな感じだったかな、新大阪とかにも似てるかも。
初めて来た場所なのにそんな気がしない、どこか懐かしい感じがしたのはそのためでしょうか。
PM 20:48 仙台駅新幹線ホーム
『知らない街を一人歩く』というものは非常に良いもので、気付けば2時間と経ち晩飯を食うのを忘れていました。
代わりに駅弁を買い込んだのでマッチポンプの一種でしょう。
さて、お目当ての列車が映りました。
新函館北斗。青森よりも先の、青函トンネルを抜けた先にある場所。
買い込んだ1600円の駅弁は1600円の味でした。
高いもんは高いんだなぁ…美味しかったです。
盛岡で連結開放を見て…
ようこそ北海道へ。新幹線は北の大地を駆け抜けております。
魅力あふれる北海道をお楽しみください。
この電光掲示板に流れた文字を見たとき、いろんなことが頭をよぎりました。
一つは、昔夢見た寝台特急でこの青函トンネルを抜けられなかった虚しさ
一つは、新幹線でこの青函トンネルを抜けた感動(?)
一つは、これから始まる北の大地を巡る7日間への期待や不安など
それら全部ひっくるめて「あ~北海道だ」と。11月、大阪へ帰る途中に夢見た場所へ来たんだなぁと。
金かけてこの旅を初めてよかったなぁと感じたわけです。まるで見るものがすべて新鮮な2歳児の気分でした。2歳の時のことなんか覚えてへんけど。
もっと早くにこの趣味を始めてれば、せめて急行はまなすで抜けれたんじゃないかとか思いましたが、時代は刻一刻と変化するもの。無いものねだりしても無いものは無いですし、今は新幹線があります。それでいいじゃないですか。
もしもこの先。もしもですよ?この青函トンネルを抜けるのがリニアになったとして、その後旅をして北海道へそれで渡る人々は、僕が寝台特急なんかで青函トンネルを抜けられなかったこの感情に似たものを覚えるでしょう。
少なくとも僕は『今』を旅しているんです。過去のことなんかは知りません。今あるものを精一杯楽しもうじゃありませんか。
ただのトンネル一つ抜けただけでこないなこと考えるなんて…と思われるかもしれませんが、一人旅してるときなんてこんなもんじゃないですか?
きっとどこかにわかってくれる人がいる…はずと信じます。
PM 23:33 新函館北斗
新函館北斗駅。最終の新幹線を迎え入れたその駅は、最後の函館行き列車を送ると眠りにつく。
着いたとき、あまりの自動ドアの多さに空港かよ!と思いましたが、ここは雪国。寒さ対策に抜け目がありませんな。
新幹線が着いてから最終のはこだてライナーまで少し時間があったので適当に撮って回ってみたりなど。とはいっても、ほんとに最終の最終なので人気も少なく閉めます!って感じでした。それがそれでいいんですけどね
24:10 函館
日付も変わり、本当に『静かな夜』を過ごす函館駅。
調子に乗って写真を撮ってたら危うく閉じ込められるところでした。
雪が積もるので乗車位置案内が足元ではなく吊り下げられているのが面白いなと。こういったものが絶滅した温暖な都市部に住んでいるとこういったところにすぐ飛びつきたくなります。
あとはよくわかんないオブジェとか。ほんとによくわかんない。
この後は雪と言うよりは氷の上をキャリーを引きずりながらホテルへと向かいました。
道中きっと最終日にはこんな道を歩くのにも慣れているんだろうなぁなんて、これから始まる7日間に思いを馳せながら…。
おわり
おわりです。大阪を出て2日目の夜、というか日付回ってるので3日目にしてようやく北海道へ辿り着きました。
というのも、大阪から直接函館まで向かってもよかったんですが6時間程度新幹線に座りっぱなしなのも面白くないなぁと思い東京で一泊挟んじゃいました。結果的に仙台へ立ち寄る時間ができたりいろんな人と話をすることができたのでいい判断だったと思います。時間はあるうちに使っとくもんです。
前回はブツ切りだったので何も考えずに終われましたが、こう何ヵ月も書いていないと〆の文を考えるのにも一苦労ですね。つっても言いたいこと書きたいこと全部記事中に書いちゃったのでこれ以上特にないわけですが。どうすんねんこれ。
オチはありません。続きます。
オチが無いって関西人としてどうやねん。
では