どうもです。生きてます。生存報告定期。
重いと思い込んでいる腰を上げ昼間に5秒でタイトルを考え、プロットのようなものを書いたような気がするんですが、今いざ記事を書こうと下書きを開いてみたら「内容は無いようです。ギャハハ」って書いてたんですがこれどういうことですかね?ちょっとその通りなのでやめてほしい。
前置きはさておき重いと思い込んでいる腰が浮いたのでこのままの勢いで8月に山陰へ行った時の写真でも並べながら適当に書くかなと写真のフォルダを見てみたら、直前にお買い上げしてしまった『Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH』って長いわ8-18でええわ。
直前にお買い上げしてしまった8-18で撮った写真がほとんどで構図にワンパターン感やマンネリ感があることだけ予めご承知おきください。超広角楽しいからね、仕方ないね。こいついっつも自分で突っ込んで話止めてんな。
殆どの写真が8-18 F2.8-4.0若しくはOLYMPUS 40-150 F2.8のどちらかで撮った写真なので超広角と望遠域でまぁわかるとは思いますが気になったら写真ポチってFlickerの方へ飛べば書いてあるのでご参考までに。
流石に2ヵ月近くまともに書いてないと書き方忘れちゃいますね。
これも毎回毎回書いてる気がするしきっと毎日忘れてるぞ。
Day1 大阪→鳥取
大阪駅の改札に旅先のきっぷを通すのが最近の趣味となりつつあります。
旅をする上で必ず通る地点。家を出て、ここへ出て、ここから始まり、ここに終わり、ここを出て、家へ帰る。いろんな意味で特別な場所です。
さて今回は青いラインの駅名表ではなく黄色いラインの駅名表。
向かいのホームの通勤客を横目に、旅の気分に浸りましょう。
「新大阪・大阪からご乗車のお客様、お待たせいたしました。山陽線…」
Tottori Sta.
山!田んぼ!家!田んぼ!山!っていう光景の中、明らかに不一致なコンクリート構造物から山陽⇔山陰の動脈を感じたり、ガラスのごとく反射しまくる窓と戦いながら車窓の動画撮ったりしていたらあっという間に鳥取でした。
ようこそ山陰へ。ここは、ココロの圏外です。
実は8-18 F2.8-4.0をもってどこかへ出かけるのはこれが初めてで、慣れない超広角にここまで入るの!?!?!?!?!?なんて驚きながらシャッターを切ります。35mm換算だと16-32mmですね。ファインダーをのぞけば換算が倍になるM4/3民には縁の遠いはずだった視野より広い超広角の世界が広がっていました。
Tottori Sand Dune
荷物をコインロッカーにぶち込んだらすぐにバスで鳥取砂丘へ向かいます。めっちゃ観光客っぽいことしてる。
実は山陰が初めてだったわけではなく、もう何年前かも忘れましたが家族旅行で一度訪れたことがありうわ~これ乗ったな~だのうわ~これ見たな~だのを懐かしんでいたわけであります。
昼の時間だったのでまず梨カレーを。腹が減ってはなんとやら。
甘口なのにスパイスが効いていたり、入っている梨がアクセントになる一品。地図も載せておくので鳥取砂丘へ行った際は是非。
飯を食ったら息つく間もなく砂丘を登ります。
青い空!雲の影!砂の曲線がエモい!すごい!
しぜんってすごいとおもいました(小学生並みの感想)
何も無いのでわかりにくいですが砂丘の入り口から日本海側の海岸まで結構距離があり、レンズ三脚諸々含めて4kgほどの荷物を担ぎながら炎天下の中ヒーヒーいってました。日頃運動をしない代償がここで出た。体力を付けろ定期。
急ぐのにも理由があり、鳥取駅周辺観光に裂いた時間がたった2時間。
2時間。そう、2時間で飯を食い砂丘を満喫し駅へ戻り次の移動をしなければならないのです。限界行程にも限度がある。誰が組んでんこんな旅程。
でもまぁ流石にいけるやろ。ちょっと砂丘見て写真撮るだけやし。
そろそろ時間やしバス停いくか。
なんか目の前バス通ってった気がするけどあれちゃうやつやろ。流石に観光地やしバスいっぱいあるやろしな。ガハハw
悲しいお知らせ行きます
— ウイ (@_uiro__) August 19, 2018
旅程崩壊です
— ウイ (@_uiro__) August 19, 2018
バス行ってもうてた……
3月以来n度目の旅程崩壊です。対戦ありがとうございました。
まぁまて、まだ焦るような時間じゃない。とりあえず砂丘 in すなば珈琲でもして落ち着こう。
正直いけると思っていました。2時間で飯食って砂丘見て撮って帰るの。
欲が出ちゃいましたね、あれやこれやとやってたら時間なくなっちゃってたって奴。よくあるよくある
Tottori Sta. +1h
正直な話を申しますと、旅程を『倉吉であめつちを見る』で考えていたため2時間になっただけで、それを諦めてしまえば丁度1時間遅れで旅程を組みなおせるようにはしていたんですが、いや正直行けると思った(n回目)
高架駅にキハ47、似合ってしまうのは彼が未だここの『顔』だからでしょう。
旭川でも同じようなこといったような気がするな。
Higashihama Sta. +1h
東浜駅。
使っていたのが山陰めぐりパスだったので、それで行ける最東端です。たしかこの駅と一つ隣の居組駅との間に支社境があったんだっけな、うろ覚えです。
TWILIGHT 瑞風が立ち寄る駅ということもあり駅舎はガラスとコンクリートという現代チックな建物に。特徴と言えばやはり2枚目にありますが『天井がガラス張り』というところでしょうか。めっちゃ反射する。
さて、東の果てだから来てみたとお思いのみなさん、残念でした。
ここで前の旅紀、北の大地を思い出してみましょう。
私がテンション上がってた駅に共通する特徴と言えば?
そう
海 が 目 の 前 です
こらそこずっと上がってただろとか言わない。
このガラス張りの天井に反射すれば面白かったんですが、どう頑張っても入らず。残念。しかし家やブロック塀など日常感のある間から海が見えているのはポイント高い…高くないですか?
駅からおよそ100m。東浜海水浴場を名乗るこの海岸は駅近な上に静かで人も少なく、それらしき人たちがちらほらと見えただけで結構な範囲を独り占めできる感じでした。山陰海岸ジオパークの一部なのか綺麗に整備されていて散歩だけでも楽しめる場所。あと海がめっちゃ綺麗。ヤバいぐらい透明。
キャリーバックを引きずってくるような場所ではなかったですけど。
今度は誰かと来て泳ぐなりしたいですね。暑い。
ここにも線路あったんやでアピールをしてくる場所がちらほらと。
やっぱり天井一面ガラス張りは迫力がありますね。
駅の目の前一面海!という駅もいいですが、こういった海岸線の住宅街という日常的な場所だからこその雰囲気と言うか、そういったところからチラっと見えてる感じもなかなかいいですね。列車を降りれば海沿いの日常が一面に広がる。ここにしか流れていない空気を感じてみては。
大分から18きっぷで旅をしているという方と談笑しながら鳥取へ戻ります。
Higashimaha→Tottori→Kurayoshi +1h
倉吉駅。
鳥取で乗り換え時間あるかな~と思っていたら、まさかの7分遅れでカッツカツ。18きっぷマンとは鳥取でお別れ。同じ旅人同士、またどこかで会うかもしれません。一期一会って奴ですね。最高に旅してる。
接続電も遅れを引きずり倉吉で乗り換えるはずのバスに乗れず、見事35分待ち。
— ウイ (@_uiro__) August 19, 2018
日曜って稼ぎ時じゃないの…。
あーだこーだ言っても仕方ありませんし、空は綺麗すぎて泣きそうなレベルだったのでいろいろ撮って回ります。
時間的に拝めないと思っていた特急大山も見れましたし、結果オーライって奴ですね。乗り込んだバスは乗客1人でした。
Akagawara Shirakabe Dozogun
バスに乗れなかったということは旅程がカツくなるということで、赤瓦・白壁土蔵群を観光するのに使える時間は10分。そう10分。
10分である。見間違えではない。10分である。
本来であれば40分は用意できた時間を接続切りと言う形で30分縮められ、焦るがあまりバス停降りてどこやねん!!!!とうろうろしたので実際はもっと短かっただろう。まぁそんなこともあります。人生だもの ウイを
そんな限界観光行程はさておき、日が沈んだ土蔵群。建物の気迫と雰囲気に圧倒され、自分以外人がいないことをいいことに思うがままシャッターを切ります。観光地とだけあって昼間は人がいた気がしますが、流石に日曜の夕方、それも晩飯時に来るような場所ではありませんしね。だいたいみんなもうホテルで飯食ってるよ。こいつはしゃいでるけど。
人のいない観光地。喧噪の欠片もないお土産屋。『静まり返った』という言葉が最もぴったりな言葉でしょう。10分だけだったはずなのに記憶に残る、不思議な時間でした。
Kurayoshi → Mikuriya +1h
暗くなった倉吉駅を出て、何故かスマホで一発変換できない山陰地方最古の駅舎のある御来屋駅へ。変換できないせいで結構大変だった。
まちがえて買ってしまった1200円のカニ寿司弁当を食いながら微かに灯る街灯や家の明かりが流れていくのをぼーっと見られる幸せ。最高。
途中、たしか由良のあたりで上がった花火が印象的でした。狙っても無いのに見れちゃった。
この駅も大概海から近いわけですが…って言いだしたら山陰本線の駅全部そうなりますね。でもまぁ時間が時間だし正真正銘真っ暗で何も見えないわけです。
この駅をこの時間に訪れた理由は…そう、夜と言えば
星 ですよ。
2面3線で1面1線と1面2線が並ぶまぁよくある駅構造で、旧客をモチーフにしたような待合室もありなかなか面白いですね。星を撮るのにバルブしてる時には波の音が聞こえたり、静かでいい所でした。いい所でしたしか言ってねぇなこいつな。
駅舎の中には小荷物運賃表、古い駅名表なんかもおいてあったり。それに対して券売機や液晶の列車案内など、新しいものが置いてあるのは、ここが単に『古い建物』ではなく『昔から今まで生きている駅』だと教えてくれます。だってこれがもし保存されているだけの『建物』なら液晶の列車案内や券売機は設置しないでしょう。
あくまでここは今も昔も変わらない、そして変わり続ける『駅』である。
そう教えてくれているようでした。
Mikuriya → Yonago
この旅始まって以来初のキハ126で宿のある米子駅へ。
非常に健康的な時間に宿に着き、明日以降への楽しみを膨らませるのでした。
おわり
砂丘でバスを逃したところから旅程が崩れ、倉吉でバスにおいていかれて10分で赤瓦・白壁土蔵群を観光したりしましたが、回りたいところは一つ残らず回れ、本来の旅程ではあるはずのなかった出会いや出来事も多々あり、終わってしまった今となっては楽しかったの一言に尽きるわけであります。
旅程崩れた瞬間はどうするかで頭を回し、楽しむところではしっかり楽しみ、撮りたいものを撮り、見たいものを見て、食べたいものを食べる。
旅程が崩れなければ東浜で同じ旅人に出会うことは無かったのかもしれない。
倉吉でバスにおいていかれて無ければあの不思議な時間は無かったのかもしれない。
そう考えると世の中上手いことできてるんだなぁと思うばかりでございます。
どこかでマイナスなことがあれば、何かしらの形でプラスとして帰ってくる。気付いてないだけかもしれないだけで、どこかでプラマイゼロになるようにできているのかもしれませんね。今回で言えば、上記の二つがそれなのかも。
マッチポンプの一種かもしれませんがね!w
では