どうもです。
さて、突然ですが本題です。
2年前のことです。
初めて行く『北の大地』に、初めて知った時から行きたいと思っていた場所へ行きました。
そう、こういうあたり一面海!な駅でございます。
ここに再訪してきました。
2年も経てば感性も変わる
さて、更新しようと思っていた旅記を書くわけでもなく、突然何をおっぱじめたのかといいますと、先述の通り北舟岡駅を再訪してきました。
いろいろあって北海道へ行くことになり、いろいろあって行けそうだし行くか~みたいな軽い気持ちで札幌から北斗に乗り、東室蘭から下校の学生に飲まれつつ40に揺られて着いた場所は、2年前と同じように曇り空で迎えてくれました。
当時荷物を入れたプレハブの待合室は撤去され、代わりに高台に立派なロータリーや駐輪所、待合室とトイレが設置されていました。
駅ノートは2019年からのものしか残っておらず、2年前に自分が何を書いたのかはわからないままでした。
めざましくんは元気でしたよ。なんでここにいるのかはわかりませんけど。
この記事はそんな訪問記を書くために書き始めたものではありません。
『2年も経てば感性も変わる』
訪れてみて、そう感じたのです。
ロータリーが整備されたり、待合室が変わっていたりとはありましたが、駅の概ねの部分は変わっていませんでした。
なら今日また行ってみたら、あの時のような旅のワクワク感が感じられるのではないか。見るものすべてが初めての2歳児のような気持ちになれるのではないか。
そういう期待のようなものがあったのです。
ここで冷静な皆さんならお判りでしょう。
今回の訪問は2回目。
そう、初めてではないのです。
駅のどこに何があって、どう撮ればどう映るのかがわかっているのです。
当たり前ですが、そこに見るものすべてが初めての2歳児のような気持ちはありませんでした。
あったのは、2年前に見た景色。それだけでした。
思えばこの2年、あちこちへ行きました。
北海道へも何度も行きました。
それこそ最近はコから始まる例のアレのせいで自粛しっぱなしでしたが。
最近よく思うことがあります。
この動画を超えるものは作れないだろうと。
それは編集や撮影の技術的な問題ではなく、この動画を作るに至った理由、原点にあります。
最初から何か一つの作品にしようと思っていたのはあっても、この時感じた『初めての感想』だけはこの最初の1回でしか感じることができないのです。
だから見返すたびに羨ましいと思うのです。
もう2度とできない旅をした自分が。
列車の中で下校した学生に飲まれたと書きました。
2年前は自分もその分類に入る一人でした。
今はもうその学生ではありません。
学生であったことでさえ過去のことになってしまったのです。
もう2度とできない旅をした自分になれるのではないか。
そんな期待をする自分の心を映したように、今回も空は雲で覆われていました。
過去のことに囚われて心が晴れていないような。
そんな自分から、ちょっとだけ変われるかもしれない。
そう思ってしまった自分がいたのです。
初めて訪れたとき思った、もうちょっと広いレンズが欲しいとか雨でも大丈夫なカメラがほしいとかを全部叶えて訪れた場所。
心残りがあるとするなら晴れなかったことぐらいでしょうか。
また訪れなければいけません。今度は晴れの日を狙っていきましょう。
2年も経てば感性も変わると書きました。
みなさんにも1か所ぐらい、どこか特別な場所があるのではないでしょうか。
今の自分を作るきっかけになった場所。始まりの場所。
初めて感じる『行きたいと思っていた場所へ実際に訪れてみたときの感想』とは、また違った感想が出てくるかもしれませんよ。
おわり
みんなちゃんとブログ更新しててえらい!
自分なんか3か月以上放置してますよ。いつものことだろって?その通りです。
久しぶりに記事を書こうとすると書き方を忘れて本題があっちやこっちに暴れてよくわからなくなりがちですね。これも毎回言ってる気がします。そろそろ学習したほうがいい。これも毎回言ってるな。
暴れまくってるので要約すると、「最初の感想と同じ感想が出ると思ったら全然違ってびっくりしたけどまぁそれはそれでいいかな」です。
初めて感じる『行きたいと思っていた場所へ実際に訪れてみたときの感想』とは、また違った感想が出てくるかもしれない。そう書きました。
初めて知った時からずっと行きたかった場所へ行った時の『最初の感想』は最初にしか感じることはできませんが、2回目に出てくる『違った感想』は最初の1回目がなければ出てくることはありません。1回目が無かったら2回目はない。当たり前のことですね。
そのことに気付かせてくれた。それだけでも十分だったと思います。
新しい感想が出てくる限り、おでかけすることが無くなることはないでしょうね。
では