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ういめも

雑記 : 【2020年度】好きな途中下車作品を勝手に語る

どうもです。

自分の作った動画を振り返るやつだと思った?残念!

 

aoto-tx1133.hatenablog.com

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そういやこの『勝手に語る』シリーズをやりたいなぁと思いつつずっと放置していたんですが、ようやっと重い腰を上げてやっていこうと思います。

ってこれ3年前の記事ってマジ?ウソやろ?先月ぐらいだと思ってた…

 

ただ便乗するだけでも面白くないし、過去作品を取り上げ始めるとマ~ジで収集がつかなくなってしまうので、1作者1本まで、かつ2020年に投稿された動画に絞って勝手に語っていきたいと思います。それでも結構な数になってしまいましたが。

取り上げさせていただいた動画はマイリスでまとめておいたのでどうぞ。

 

 

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2020/02/10 ながれにさからえ

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飯田線天竜川に逆らう形で進んでいく動画です。

コメントも逆に流れたりと細かいところまでこだわりを感じます。

素材が綺麗であること。そこから伝わってくる現地の雰囲気。のんびりとした感じが画面越しにも伝わってきますね。

 

 

 

2020/03/13 FLOWER - Odoriko LTD. Express Remix -

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伊豆行きて~~~!!!となった作品の一つ。

カットのひとつひとつが綺麗。と同時に素材量もすごいことになっていますね。

某所で話題になった気がしますが、「ご~案内いたします。」のセリフ合わせ。良すぎ。

 

 

 

2020/03/13 Far fast whitewing -extended-

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泣いた。

ここだけ5年前になってる。いいえ、投稿は2020年です。

今の機材をもって、とまではいわないのでできることなら5年前の自分に「北陸に行け」と言いたい。

2020年の今、こうしてあの時「赤い列車」を撮らなかったことを悔いている人は多いのではないでしょうか。

さいころに図鑑で見ていた特急列車は次々に姿を消しています。先に上げたスーパービュー踊り子ももういません。大きくなったら乗るんだ!と意気込んでいた寝台特急ももうありません。そしてこの北陸対東京輸送に大きな成果を残した赤い列車も、もういません。

 

もっと早くにこの趣味を始めてれば、せめて急行はまなすで抜けれたんじゃないかとか思いましたが、時代は刻一刻と変化するもの。無いものねだりしても無いものは無いですし、今は新幹線があります。それでいいじゃないですか。

もしもこの先。もしもですよ?この青函トンネルを抜けるのがリニアになったとして、その後旅をして北海道へそれで渡る人々は、僕が寝台特急なんかで青函トンネルを抜けられなかったこの感情に似たものを覚えるでしょう。

少なくとも僕は『今』を旅しているんです。過去のことなんかは知りません。今あるものを精一杯楽しもうじゃありませんか。

 

旅記 : 北の大地 #0 - #ui_memo

 

過去の記事でこんなことを書きました。要約すると「過去は過去、今は今だから今を楽しもうね~」って感じなんですが、こう考えるに至った根幹としてやはり「後悔している」というのがあると思います。

あの時手を伸ばさなかったから今こうして後悔をしている。だからこそこの先の自分が後悔しないように今を楽しもうと思う。

でもまぁ無理ですよね、限界はあります。はくたか乗りたかったな~。泣いた。

 

 

 

2020/03/19 常磐線は“またまた”大変な放送を流していきました(2020全通ver)

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おおおおおおおおおおおお大洗鹿島線の人!?!?!?!?!?!?!?!?!?

特急松戸二郎と仙台二郎で優勝号、やりたいすぎる。

 

コ〇ナで外出自粛ムードになったぐらいから、昔作ってたけどやめちゃったな~って方々が復活してきた点だけはコ〇ナに感謝しています。その他すべての点が全部ダメなので結局ヘイトしかないんですけど。

どーつーどーつーどーつーどーつーどーつーどーつーどーつーどーつー

 

 

2020/03/20 Clumsy thoughts - Ltd.Exp. "Super AZUSA" -

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E257も中央線特急の定期運用から撤退してしまいましたね。

スーパーあずさ。これも消えてしまった「図鑑で知っている特急列車」の一つになります。こうした子供のころに知ったことが消えていくのを見ると、あぁ年を取ってるんだなぁとつくづく感じてしまうわけです。

今からの時代はE353が「図鑑の中の特急列車」になるのでしょうか。

数年後、後悔しないようにこちらも撮っておきたいですね。

彼らが残した功績。それはかけがえのないものだと思います。

 

 

 

2020/03/26 TAKANAWA 233

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好きなのに伸びてなくて悲しいシリーズです。

最初に簡潔に歴史について触れる点、東京からの盛り上げが好きポイント。

「全体的な流れがどうなっているのか」を最初の数秒で綺麗に出せると、おっ何が始まるんだ?と見る側の意識を引くことができるんだなぁと学ばされました。

疾走感ある刻みとそれに沿った動画も相まって好きです。

 

 

 

2020/03/29 vivid - HITACHI Limited Express

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いいいいいいいいいいいいいな本海の人!?!?!?!?!?!?!?!?!?

リズムに合わせて流れるセリフ。最近の動画とは違う、懐かしいけど劣らないクオリティ。

如何せん作者側になると思ってもいなかったような過去に、すごいなーへーぐらいな気持ちで見ていたのが最後でした。こうして令和の時代に新作が見られるのは案外悪いことばっかりじゃないのかもな、と思いました。

ご本人のブロマガにも書かれておりましたが、引退するときに作品をすべて消したという方は結構いるんじゃないでしょうか。イチ視聴者に過ぎなかった当時の自分はなぜ消したんだろうと不思議でしたが、こうして作品を投稿する作者側になった今はわかる気がします。

北陸の方もかなーり好きなんですが、背景とかも含めるとこっちの方が好きなのでこちらを選びました。誰だよ1作者1本までとか言ったやつ。俺だわ。

 

 

 

2020/04/04 ホームドア族のたかなわげーとうぇい

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前線さんのこういう系の動画が好きなので毎秒投稿してほしい。

一生ループしてられますね。

あっ噛んだ(笑)

 

某所で飲食した際(その節はご迷惑をおかけしました)にも話していた気がするんですが、こういう"ネタ系"に割り振られる動画って同じネタ系の動画の中でも作者それぞれが個性を持っていて素敵ですよね。最近は随分と少なくなってしまったように思います。

例えば僕の作っているような素材でどうにかする系や編集でどうにかする系の動画は結局行きつく先がみな同じな気がするんですよね。みんなジンバル使うしみんな同じような構図の取り方するしみんな同じような図形の使い方するし。

でもこういうネタの仕込み方は同じネタでも使い方が違ったりで面白い。ちゃんと面白い。

というと撮り方も人それぞれ違うのでは、という話になってどんどん長くなりそうなのでまたの機会に。

 

 

 

2020/04/09 思い出は、ここ。

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長電行きて~~~~~!!!!!!!

静と動の住み分けが丁寧で大変良いですね。空にパンしてサビに入るところとかめっちゃ良い。こんどパクりますね(犯行予告)

何とも言えないエモさの部分が上手くエモい感じに纏まっています。

ダメだわ言語にならないので見て感じてください。多分そういうもんです。

 

 

 

2020/04/10 名古屋→金山

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いやー感動しました。まさか名古屋からそんなルートで金山に行くとは。

大変な途中下車シリーズでは、定期的にタイトルの向きと逆方向に進み始めるなどしたありえない行程を動画にしたりするシリーズが「〇〇→〇〇」といったタイトルで投稿されていますが、この動画もその一種でした。

結構長いこと動画見たりしてきたつもりでしたが、まさかそう来るとは。一本取られました。

何を言っているのかは見たらわかると思いますが、すごいですよこれ。いやほんとに。

発想の勝利ですね。完敗です。

 

 

 

2020/04/18 おはようございます。

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各地でよく言われていることでしょうが、一言でいえば『音MAD』ですよね。『大変な途中下車シリーズ』とはまた違った場所にある動画だと思います。

あくまでもATOSと電車が素材なんですが、主題がそこにあるだけで見ている方向が他の『大変な途中下車シリーズ』とは違っているというか。

写真・動画素材も、編成写真に近いような「これぞ電車の動画!」といった感じではなく、あくまでも日常の中にある鉄道、といった感じ。あとは編集時のカットの思い切り方がすごい。22秒あたりからのシーンが顕著に出てる。

このなみなみも流行ってますよね。僕もやりました。

『鉄道マニア以外にもウケる鉄道MAD』のある種の完成系な気がします。

 

 

 

2020/05/03 激突!ナゴヤレース

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あああッアアああッありがォガトガトあああーありがとうございました。

神☆宮☆前です。

通称『にまめ刻み』から始まる動画。どうなってんだよこれ。

名鉄東海道線豊橋まで勝負するという主題の動画。ネタや要素が多すぎて突っ込み切れないし、ここで突っ込むのも違う気がするので省きますが、とにかく細かい。

いろんなゲームで勝負する(←?)シーンなんかも、流行から懐かしいのまで揃っていて、それでオチまでしっかりついてる。

こちらも分類的には"ネタ系"に振られるのでしょうが、先に上げた佐倉前線さんの高輪ゲートウェイとはまた違った面白さ。こういう系の動画、作り手のセンスが問われるので難しいのもあるのかなぁとか。僕とか絶対無理ですからね。そんな面白くないし。笑いのセンスないし。関西人なのに。関西人なのに。

というのはさておいて。

 

 

 

2020/05/04 Nomi Neagaris

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温泉と海鮮丼と加賀パフェで優勝したい。早くそれになりたい。

ビジネスサンダーバードで大阪から金沢まで行くやつです。タイトルの付け方が天才すぎる。

圧倒的な素材量から来る動画は然ることながら、何よりも環境音などの使い方が素晴らしいですよね。主軸となるセリフ以外に刺さってる音声。特に後半の盛り上げなど、違和感なく様々な音が聞こえてくるのはもうなんというか...凄いの一言に片付いてしまいます。

 

 

 

2020/05/11 私的

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全国あちこち出てくるし、メジャーなところも多いし、ローカル線でも素材量半端ないしナニモン?1人だけ1日48時間になってない?

「旅テロ」というワードが最も適切に当てはまる下車ですね。

 

おあととさんの撮る写真や動画は良い意味で『作品』として完成されていないんだな、と。

「そこに何があるのか」ということを含ませた上で、見る側に想像の余地がある。記録色と記憶色の違いみたいな感じですね。記録の色と記憶の色が違うというやつ。

 

記録色とは、カメラが撮って出した色。写実的で現実的な色。

記憶色とは、その名の通り人の記憶に近い色。これは記録色よりも色が鮮やかに残るとされています。

よくある例がソメイヨシノ

桜は明るいピンク色なんかをよくイメージされるでしょうが、実際カメラで撮ってみると白で出てくるんですね。これはカメラが間違えている訳ではなく、人が見ている記憶色が記録色よりも色鮮やかだから起きている問題です。

そこで記録色で撮った写真を記憶色に近付けたりしているわけです。

 

おあととさんの素材は、記録に近いものだなと思います。

例えば駅舎の写真ひとつにしても、記憶的な場合それを撮った人が見た駅舎がそんなであったというのが分かるだけです。

しかしおあととさんの撮るような記録的な場合、見る側に記憶的にする『想像の余地』

が出てきます。これが凄い。

殆どの場合、写真や動画を撮るとそのシーンを切り取ることに熱心になりすぎて「場」を撮ることをしないと思います。少なくとも自分はそうです。個人の主観マシマシ。マシというかそれしか無い。

これは別に悪いことじゃなくて、撮る人それぞれの主観が入ってきて良いのですが、それはあくまで「その人の作品」にしかなり得ないわけです。

しかしここに想像の余地が出てくると話が変わってきます。言い方を変えるとギチギチじゃないわけです。

想像の余地があると、興味が出ます。自分の目で見てみたい。行ってみたい。そういった感情がおあととさんの動画から感じられる『旅情』になっているのかな、と。

他の人が『作った絵』ではなく、あくまでもそこにあるものをそのまま撮ることから来る『場』。そしてそれを的確な編集でそれらの持つパワーを3億倍ぐらいにして的確に刺してくる。強すぎる。

 

「俺はこんな風に見たけど、どう?w」みたいな旅情ではなく、「ここにこんなのがあるから行け。」といった感じの旅情。

はい、行きます...

 

いつだかに某所で素材とはなんたるかみたいな話になった時に、終わってから気づいたのでここに書いておきます。

 

 

 

 

2020/05/11 Kitagunis -hokric express type”583”-

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泣いた。

なななななななななななな成田線の人!?!?!?!?!?!?!?!?!?

どこの世界に2020年にきたぐにの新作が出てくるなんて思います???

毎フレームが国宝レベル。素材量が凄い。

今でも走ってそう。もうないんですけど。

最初から最後まで凄くて、なんというかもう凄い。鉄道唱歌で朝を迎えるやつ、してみたかった...。

 

 

 

2020/05/19 maClusaky Thoughts

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藍色鳥海にしてやられた人、結構多いのかもしれない。僕も被害者(←?)です。

指宿枕崎線、いいですよね。南国って感じ。

コメントにもありましたが、どこに行っても同じ言葉が通じる国で良かったなぁと思います。南国から北国まで一通り揃ってる訳ですからね。その南国枠はまさに指宿枕崎線のような路線を指すのかなと思います。

これしか言ってない気がしますが、素材量シリーズですね。それぞれ駅の絵だけでなく近辺の街並みなんかも入っているのでその場を訪れた気になれます。

ちょうど緊急事態宣言が発布され、外出出来ないタイミングだっただけにこういった動画が飽和的に投稿されたのはとても良かったなぁと。

まぁお陰でお出かけ欲が高まって死にそうになるわけなんですけど。その欲を動画作りに向けたって人、多い気がします。

枕崎の方も行きたい、というか九州に行きたいです。肥薩線とかはやく復活して欲しい。

 

 

 

2020/05/30 奥羽本線

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各地で言われていますが、目の付け所というかカット割りが上手すぎですね。ビール置くとこ好き。

忘れちゃいけないのが、音声の構成も凄まじい点。セリフ合わせは然ることながら、環境音が凄い。ブレーキの誘拐音、ドア開閉の音、駅のメロディ、ATSや合図ブザー、どれも違和感なく刺さってる。

これが上手い人、何食って生きてるんでしょうね。多分同じもの食べても頭の作りが違う定期。

 

 

 

2020/06/10 丸の内線サディスティック

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タイトルが天才すぎる。

編集も天才すぎる。このぐらいから途中下車でもこういう感じの表現が流行り始めましたよね。

先にあげた「おはようございます。」と同様、大変な途中下車シリーズというよりは『音MAD』に入ると思います。素材は電車だけど見てる点が違う。良い意味で電車博士の作る動画とは一線を画してると思います。

鮭いくらどんぶり、何者なんだ...

 

 

 

2020/07/13 - TOBU's Adventure Note -

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泣いた。

東武ダイヤ改正に主題を置いた、最初から最後まで愛を感じる。そんな動画です。

1:23〜の区間急行太田行きのダイヤ改正放送からの盛り上げ、それの魅せ方まで全て含めて天才すぎる。

別に東武ダイヤ改正に思い入れがない自分でも感動で泣けてくるんですから、これを取材した人達は本当に好きなんだなぁと。そしてそれに対する思い入れがこの動画にギュッと詰まってる。そんな気がします。素敵ですよね。

こういう知らない人が見ても色んな思いが伝わる動画が作れたらいいなぁというのがとりあえずの目標になりました。

 

 

 

2020/09/26 東京メトログルメレース

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「わずかな赤坂見附」←これ天才

いわゆるネタ系に分類される動画。懐かしい編集。投稿に10年ぐらいかかってそう。

素材や一部のネタで2020年の動画だと思い出す。

ほんとにこういう感じの動画少なくなりましたよね。途中下車作品と言うよりは映像作品を作ろうという風潮の中でこういった古き良き途中下車作品が投稿されるのは視聴者的には満足です。かく言う自分もどちらかと言えば映像作品を作っているのでもっと途中下車作品が投稿されてほしい。

 

 

 

2020/10/14 ヒライヒライたいそう

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(ง '-' )ง うーっ ٩( 'o' )۶ヒライヒライ〜っ!!

 

コメントにもありましたが、さっさとフルくれ。

 

 

じゃあみんなもいっしょに!せーの! (ง '-' )ง うーっ ٩( 'o' )۶ヒライヒライ〜っ!!

 

 

 

2020/10/17 Farthest Echoes(宗谷本線完走)

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素材集めんのに何日かかったんだ...

夏の雨上がりのような、しっとりした雰囲気が液晶を越えて伝わってきます。

ジンバルを使用したカット割り、雰囲気が画面を越してくるグレーディングなどなど、映像作品としてのレベルが高すぎてヤバい。もっと伸びるべき動画だと思います。

動画もそうなんですが、写真の一つ一つも良いんですよね。こういった鉄道系の動画でよく撮られる「電車博士の撮った写真」のような鉄道に主体が置かれている絵ではなく、あくまでも「鉄道のある風景」を抑えている。それが動画自体のコンセプトと一致し、「失ってはいけないもの」を的確に視聴者に伝えてくる。素晴らしいですね。

 

 

 

2020/11/07 SaphirDanseuse サフィール・ダンセーズ

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「伊豆の旅」の動画です。

ひとつの日記、旅行記を読んでいるような動画です。「動くブログ」に近いものだなと思います。1回伊豆行って帰ったのにまた行く展開が好き。

内容のここすきポイントを書き始めるとネタバレになるので見てない人はとりあえず見てきてください。

 

 

 

見ましたね?では続けます。

先にもあげましたが、1回普通列車を乗り継いで伊豆急下田まで行ってスーパービュー踊り子で帰り、普通列車で東京まで行きサフィール踊り子でまた行く。この展開が好き。シンプルにスーパービュー踊り子サフィール踊り子で往復するだけではなく、あくまでも『旅人の目線』に合わせた展開。

1回目の伊豆行きでは、251系にとっても「旅の終わり」が来ています。それは様々な意味で。

2回目では伊豆に着いてそこて終わっています。1度始まりと終わりが来たあと、「旅の始まり」で動画を終える。物語はこれから始まる。どこまで考えて作られているのか分かりませんが、そんな風に感じました。

観光案内のセリフ合わせに合わせたパンフレットのような表現が、現地で観光案内を聴きながらこれから行く場所をパンフレットなどで下調べしているようで、踊り子で旅がしたい欲に駆られてしまいました。

このパンフレットを見ているような表現でこれから始まる旅に対するワクワク感のようなものを感じさせて終わりを迎える。ここから先はあなたがやってくださいね、といった感じ。

本当にこういうストーリー性のある動画に弱いのでオタク語り止まらん。作者本人がどう言った考えで作ったのか知りたいので後日談とか欲しいですね。

 

 

 

2020/11/10 Glow Map × 大変な途中下車シリーズ【鉄道M@ster】

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今世紀優勝だろ。

 

あまりにも感極まりすぎてYouTubeのコメントでお気持ち表明してしまったので、コピペします。

どこで切り取っても、ひとつの絵画のようなレイアウト。
視覚と連動して耳に入ってくる、的確に配置された環境音。
3分という時間、全力で押し寄せる丁寧に纏められた情報量。
見終わったあとに来る、旅を終えた時のような余韻や満足感。


思わず語彙力が無くなり、見ただけなのに感傷に浸れる。
長い旅路を歩んできたからこそ成し遂げられる、非の打ち所のない作品だと思います。
制作お疲れ様でした。素晴らしい作品をありがとうございます!

 

自分にしては珍しく、動画投稿とほぼ同時にコメントできました。というのも、普段はすごい動画を見たら感動で語彙力無くなって「すごい」 しか言えなくなるんですよね。

今回は某所でガバを順番に指摘していく厄介オタク(その節はご迷惑をおかけしました)をした際に見ていたからできました。ちゃんと語彙力戻ってきてた。

でもまぁ、最初に見たときはなんというか唖然としました。情報力の暴力に思考を停止させられた感じ。マジで言葉が出なかった。

それの正体が『旅を終えた時のような余韻や満足感』だと気付いたのは時間が経ってからでしたね。そしてそれが来るに至る動画の構成なんかがすごい。

「意中の異性と乗りたい列車私的」がコンセプトらしいです。これはご本人のブログ等に詳しいので是非。俺もそれになりて~

 

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感想は上記のコメントが全てです。

旅の始まりと終わり。見ただけなのに旅をして終わり、帰っているときのような感傷に浸れる。この始まりと終わりがあるというのが大切なのかもしれません。一貫したストーリー性。真ん中のワンパートだけを持って行ってもすごい動画であることには変わらないんですが、それに旅の始まりと終わりという要素が加わることで完成している。

『長い旅路』には物理的な旅の数もそうですが、作ってきた場数の違いというか、見てきた動画の数の違いというか。10年という長い『年月』も含まれているのかなぁと。

強い素材。強い編集。強い音声。現代における皆が目指す『大変な途中下車シリーズの完成系』の一つがまさにこの動画なように思います。

それは言葉選びが不適切かもしれませんが、最近ぽっと出てきた人がぽっと作れるような代物ではないわけです。そういった意味でも、長い旅路を歩んできたからこそ成し遂げられる非の打ち所のない作品なのではないでしょうか。脱帽するしかありません。

 

 

 

2020/12/20【日本縦断】 TRIPMAD's 20 【CTSKOJ

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低頻度投稿に親でも殺されたんか?ってぐらいの怒号の連投の中の一つ。

同一人物が作ったと思えないぐらい作風が多種多様で一つの合作みたいですね。一人の合作なんですけど。素直にすごい。

日本横断する旅をまとめた合作。順番に北から南に向かっているので横断した気になれます。7日ぐらいどっかいきて~~~~

なんだかんだで一番最後の振り返りのところが一番好きかもしれない。出てきたいろんな作風が組み合わさって流れるパート。いろんな作風を作れる人の一人合作だからこそな技ですよね。

 

 

 

おわり

終わりです。

 

 

 

最前線の医療関係者各位に対して非常に不謹慎な発言となってしまうかもしれませんが、こうやってみると緊急事態宣言下の5月近辺が一番アツかったかもしれない。

今を生きる作者に加えて、往年の作者各位が新作を投稿する。おうち時間の有効活用。いいね。僕は特に変わらず労働でしたが。

 

なんだかんだで僕もいっぱい動画投げました。というか今年下車しか作ってないし、合作入れたら8本作ってたし、もしかしたら動画作り始めて史上一番作った年かもしれません。

それぞれを語るやつは別記事でそれぞれやった/やろうと思ってるのでお待ちください。まぁ間違いなく年は越えるでしょうが。

 

思っていたより言語化するのが難しいですね。

PVの方もやろうとおもったんですが、今年は下車にたくさん触れた年だったのでこちらをやりました。

もう少しで乗車録が投稿されますし、来年投稿予定の合作も認知しているだけで数本あります。

来年はどんな動画が投稿されるのか。今からでも楽しみですね。

 

 

 

それではみなさん、よいお年を。

 

 

 

 

 

では