こんにちは!
はじめましての方は、はじめまして!
そうでない方は、お久しぶりです!
今回は存在しない路線の撮り方をご紹介しようと思います!
意外と簡単ですので、この記事でやり方を学んで試してみてくださいね!
ステップ1
まずは幻想郷に行きます!
手段は問いません!行ければ大丈夫ですのでなんとかしてたどり着いてください!
おわり
以上です!
たどり着いてしまったらあとは撮るだけです!
意外と簡単だったでしょう?
まとめ
いかがでしたでしょうか!
今回は存在しない路線の撮り方をご紹介してきました!
この方法でみなさんもぜひ存在しない路線を撮ってみてください!
まとまるわけが無い
そんなわけねぇだろ。行けたら行っとるわ。
改めまして。どうもです。
今回は東方乗車録2021の東急新横浜線パートについて語っていきたいと思います。ある意味存在しない路線の撮り方のご紹介ではあるかもですけど。
ネタにマジレスしてる感じがしてあんまり面白くないかな〜と思っていたのでここまで何もせず放置していましたが、そろそろ興も醒めて来ただろうということで散々したかったこだわりポイントを羅列して早口オタクになるやつをしたいと思います。
いやめっちゃ語りたくはあった。めっちゃこだわって作ったので。
そもそもの話、東方乗車録2021があるという話は聞いていましたが参加する気はそんなにありませんでした。音声なんも思いつかないし。
しかしながら最近はウマ説が出てるらしいarenilf氏が音声だけなら作ると言っているではありませんか。音声を作らなくて良いというのはこれ以上に無い好条件。そそくさと囲って合作が決まりました。
何で参加しようかと考えていた時にふと思いついたのが「新横浜線が開業した世界線」でした。
未成線MADは多々あれど、本格的に開業予定路線を素材にした動画にすれば面白いこと出来るんじゃないかという思惑。
ただし言うだけ言って無理でした〜というのは最悪ですし、慎重に議論を重ね動画内にて新横浜線を開業させられるのかを検討しました。
【実際】
_uiro__ : 東急東横線でさ
_uiro__ : 新横浜開業させん?w
arenilf : wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
上記の通り、慎重に慎重を重ねた議論の結果、開業させることは可能であると判断され、Discordサーバーの申請チャンネルに2018年と同じような素材・原曲のパートが申請されたのでした。
というわけで開業させました。
何食わぬ顔でサラッと新横浜行きの到着放送が流れ始めます。まぁ存在してますからね。
音声や動画を作るにあたって、いくつかこの世界線での新横浜線の設定を練りました。
まず東急東横線で申請しているので、駅ナンバリングを新綱島をTY51、新横浜をTY52/SO52に。
羽沢横浜国大がSO51だったので都合よくはめに行きました。違和感の削減。
真面目に考えると目黒線のMGな気がするんですが、あくまで東急東横線パートなので。
ほとんどが目黒線からの直通で、東横線からはそんなに直通本数は無く、既存の菊名行きが新横浜行きに。
よって夜に数本ある急行菊名行きが急行新横浜行きになった。
東横線からの新横浜行きは日吉まで東横線を走り、日吉駅横浜方の連絡線から新横浜線に入線する。
という設定にしました。
だからド深夜になってるんですね。
ちなみに作成当時の渋谷23:05発の急行は渋谷始発の菊名行きです。
こちらは合成前の写真。ホーム端に都合よくLCDがあったのでここにはめ込むことにしました。LED作るの面倒ですし。
こちらはAviUtlでサクッと作成。
似たフォントを探すのがいちばん面倒でした。まぁ一部だけでは無いので違ってもそんなに違和感は無いような気はしますけれども。
はめ込んで軽く色調補正をして馴染ませます。
こちらは世に激震を走らせた東方乗車録2018の東急東横線パートのオマージュ構図です。
新横浜の幕を軽くはめ込んだだけなので特段凝ったことはしていません。強いて言うなら左が17000になるように狙ったぐらいです。ウソです。たまたま来たのが17000でした。ラッキー。
この当たりのシーンは音声作者の高校生合作のパートに引っ張られました。
渋谷の乗換案内を並べるやつ。
渋谷でこのサインを見た時からやってみたかったんですよねこれ。
駅名標周りのタイルがこれとかはめ込めって言っとるようなもんでしょう。
サインは写真を切り取っていい感じにしたものをいい感じにはめ込んでいます。
手すりなんかはPhotoshopで消し、1番左の「お乗り換え」はそれっぽく捏造しました。
この「お乗り換え」用に作った矢印が後々役に立ってきます。
一番印象に残りそうなシーンと言えばこの辺りでは無いでしょうか。
こちらのはめ込みはなかなか頑張りました。
まず「新横浜」の部分をドット打ち→網掛けでLEDにし、軽くあてがいます。
昔LED再現をやりまくっていた時期があったのでその時の知識が生きました。
発光なんかで写真っぽくしつつ、向かって右のライトのフレアを載せ直したりして違和感をどんどん消していきます。
全体的に色調を補正するとこんな感じに。
後から全体に色調補正をかけることで一気にそれっぽくなる気がします。
「3番線→」のテキストはこの柱のやつを参考にしたりしました。お乗り換えの時に作った矢印が生きた要素その1です。
この当たりはもうシンプルに。
めちゃくちゃカットして分かりにくくしてるんですが、この東横線の5050系ですみたいな顔してるやつは田園都市線の5000系だったりします。わかった人はすごい。
これはちゃんと5050系です。
代官山のトンネル出てくるところで撮りました。
多摩川で撮ったアウトカーブの5050系から
また矢印が生きました。要素その2です。
この当たりはFallen Leave"S"に引っ張られてます。
そもそもJR・相鉄線直通で動画作ったし東急・相鉄線直通でも動画を作ろうという話はしていて、この乗車録に投げたのはその予告も兼ねてたりします。だから所々に落ち葉要素を含んでいます。
矢印要素その3です。
日比谷線はお乗り換えつってるのに中目黒止まりになってるのはご愛嬌ということで。
23:05渋谷発の急行新横浜行きを追いかけてるので、走り出してからの素材はできる限り夜になるように頑張りました。ただ限界はあったので静止画は何枚か昼間になってたりします。
いい感じの素材が無くて困ったんですけど文字置くだけでもどうにかなるから白背景の光漏れっぽいものが手放せません。
駅名標の横にテキストを置くの、情報量が多すぎる気がしてあんまり好きじゃないんですけどここだけ入れちゃいました。
緯度経度を入れてるのはただのカッコつけです。
また矢印です。要素その4。
下の階乗り換えをイメージして下に移動しながら出しています。
上に戻ると5050系の顔が。
駅名標の横に付けることでホーム侵入みたいなイメージです。
これはいけがみさんと津久野さんの合作である「Akasagawara」の武蔵中原のあたりのパk...オマージュです。
このカット、ホームの鏡に写して存在しない列車感を出したんですが伝わりましたかね。高さとかまでめっちゃ頑張って調整したのでめっちゃ変な体勢で撮ったのを覚えています。
駅名標は情報量が多いのでそれひとつ置くだけでなんとかなるので良いですね。
これは昼間のカットなんですが、なるべく夜素材に馴染むように調整しまくりました。
顔と側面だけにトリミングすることで情報量を極限まで減らし、減った分の情報量をテキストで補完する。よくしがちなやり方です。
多摩川のホームのサインです。
メインの直通は目黒線なので、新横浜方面の案内は目黒線側に。そのためTYの案内が両方にあるというカオス空間になっています。
こちらが元の絵です。
Photoshopで文字を全て消し去ります
AviUtl内でそれっぽく仕立て、簡易変形であてがいます。
こちらがあてがったものになります。簡易変形様様です。
全部Photoshopでやりゃいいのにと思いますよね。私もそう思います。
でもまぁAviUtlは画像編集ソフトなので。はい。
「2」の文字はそれっぽいのが見つからなかったので、諦めて切り抜いてリサイズしました。
あとは色調補正をして完成です。
結構違和感なく出来たんじゃないかと自負していますがいかがでしょうか。一瞬しか映らないのにめちゃくちゃ時間をかけて捏造してしまいました。
「駅ナンバリングはTY(素材申請の都合で)」というめちゃくちゃな設定をゴリ押すには、このぐらいしないと綻んじゃいますからね。元から綻びてるとか言わないの。
多摩川入線はアプリ風のもので。
実際の所は多摩川線を撮るのに夢中になって肝心の東横線の映像を撮り忘れたので捏造したって感じです。素材不足から来るアレでした。
問題の多摩川線です。
行先じゃなくて路線名という、いわゆる幕負けカットではありますが、こういう乗換案内の場合ではむしろこの方が都合良いんじゃないかと思ったり。
指すために矢印を使って要素5です。
ちゃんと矢印の指す方向に流して違和感にならないようにしたりしてます。地味なこだわりポイントです。
このあたりから音声のサビ前なので動画の方も凝ったことはせずシンプルな画像の切り替えで。
矢印要素6です。「急行電車が通過します」って放送いいですよね。
この辺りからRevelation感が漂っているのは矢印を使い始めてから参考にしたからだったりします。
あんなに綺麗に矢印と実写を使ってる動画は他に知らなかったので。
目黒線側の方の駅名標にしても良かったかなと思うんですけど、ここで動画作ってる時に致命的なミスを発見してしまいまして。
駅名標の写真、撮ってなかった。
てへっ(ノ≧ڡ≦)☆
無ければ作れば良いのです。
実は全部再現だったんですよ。気付いた人います?
東横線はこれまで走って来てるので省き、横浜市営地下鉄線の写真だけで。
モーションは多摩川線の使い回しだったりします。手抜き工事。
右にテキスト
左にテキスト
右にテキストで切り替えています。
工事してるところに貼ってあったので思わず使ってしまいました。新綱島の座標は多分そこだろうという所にしています。
駅名のテキストの配置だとか、何か一つ最初から最後まで統一した要素を作って「え、存在してますけど。見えてないの?」みたいな顔をしていると、どんな捏造でもゴリ押しできる気がします。全てはこのための布石です。
こちらもシンプルに左にテキスト。
シーンが切り替わった時にテキストを同じ場所に置かないというのは結構考えてたりします。
電車が走ってる素材とかもそうなんですけど、「左へ左へ」で切り替えるよりも「左へ右へ」で切り替えた方が見栄えが良くなると思うんですよね。文字だと伝わりにくいかもですけど。
もちろん全体的な流れなんかもあるので同じ方向に流れる素材を並べた方がいい場合もありますが、ほとんどの場合はそうじゃない気がするんですよね。ちょっとしたこだわりです。
新綱島です。ここからが捏造ポイントなので、もちろん駅名標は捏造です。
壁はシンプルに実在しそうな縦長タイルを置いたようなイメージで。島式のはずなので壁埋込みにしています。
今回のやらかしポイントです。
「出口は右側です」なのに進行方向と一致してないし、島式でこの撮り方だと右側通行になっちゃってます。
こういうやらかしは付き物ですが、気付いたのが投げてからだったのでもうどうしようもなく。
撮影場所は自由が丘なのでSトレインの案内がありますが、新横浜線には絶対存在しないので
消します。
捏造とは違和感を極限まで消すことです。
まぁ進行方向間違えてるんですけど。
こちらは綱島駅の駅周辺図。改札外の柱に貼ってました。
しっかり新綱島駅が描かれてたので、この辺からちょっとずつ現実に戻してきます。
音声は開業してるのに映像は工事中の現場とすることで、「さびれたせかい」なんかでも用いた音声と映像が異なる違和感を生み出しています。あちらは廃線前の音声に廃線後の映像でしたが、こちらは完成後の音声に完成前の映像ですのでその違いはありますが。
それまでの映像はあたかも本当に存在していると思わせておいて、地図に「建設中」の文字が出てきたところで一気に現実に巻き戻す。
現実と捏造を織り交ぜることで終わりに向けて綻びを生んでいます。
新横浜の駅名標です。
番号がどちらも「52」なので存在しそうではありますよね。
このあたりの車両の動画はFallen Leave"S"から持ってきています。
1:40辺りからですね。
切り替え先はニコニコの再生画面。
このために概要欄に追記してもらいました。
続編と書かれているということは、もちろん続編があるということです。乞うご期待。
シンプルに乗換案内をして...
こちらは当初の開業予定です。これがどんどん遅れてしまったんですね。
つまりこの通りに開業していれば、このパートは捏造されたものではなく現実の新横浜線パートだった可能性があるということです。
違う世界線(幻想郷)では2019年に開業していたので、こちらの世界線に存在しない路線を撮ることが出来た。
存在しない路線を撮りに幻想郷まで行ってきた。
つまりはこういうことですね。
作成・投稿時点では2022年下期、つまり今頃開業していたか、開業がとてつもなく近いタイミングでした。ですので2重線で消して2022年下期としたんですが、東方乗車録が投稿されてから2023年3月開業です!と公式に発表されました。おい。
ということで、その発表があった後に投稿したTwitter版・ニコニコ版・YouTube版ではさらに2重線で修正しています。おい。
続く。
つまり続編があるということです。
おわり
おわりです。1年越しのオタク語りでした。
今更ではあるんですが、投稿している動画6本の内半分に当たる3本が廃線か未成線でこの世に存在せず、1本は既に引退した車両の動画で残った2本は最終特急というあまりにも斜に構えすぎてる内容になってしまっています。
ついでに言うと今年は合作への参加ばかりで単作が存在しませんでした。どないなっとんねん。
存在しない路線を撮る、如何でしたでしょうか。音声は音声で色々あったと思うので、我慢せずにあれこれ書いて欲しいもんですね。見てるかーーーー!!!!フラーッシュ!!!!!
無いものは無い。でも無いなりに作ることは出来る。
音声だって動画だって、どうにかしようと思えばどうにか出来る。このパートがその証明になってくれればと思います。
実写を多用し、所々捏造し、当たり前のような顔をすることで実在性を高める。オタクの妄想なのに、どう考えてもネタなのに、ネタに見えないような動画。
東急新横浜線は、確かにそこに存在した。
と、少しでも思っていただけたら私たちの勝ちということで。
来年、本当に直通が開始されたらまたお会いしましょう。
幻想郷ではなく、現実の新横浜線で。
では。